植林(黒龍江省綏化市)

日中緑化交流基金助成金事業黒龍江省綏化市生態緑化モデル林事業

十年育樹、百年育人

日中技術青年交流協会(会長田中譲二)は日本と中国の相互人的交流を通して中堅中小企業の中国への架け橋となり、科学技術や経済交流を促進してきました。平成22年度は内モンゴル自治区オルドスで相互文化交流会を実施しました。平成23年度は更に相互交流を深めるために、中華全国青年団連合会と中国国際青年交流センターの協力で、中国緑化協力事業を進めることになりました。この度日中緑化交流基金の援助をいただき黒竜江省肇東市で事業を遂行しています。この植林地は土壌がアルカリ性で植物が育ちにくく、厳冬は−30度となります。そこでこの地に適した樹木を3年かけて、研究開発してきた樹木があります。怪柳と寒果樹と言います。これらの樹木が生育することにより、アルカリ土壌の改質が進むと同時に、この地に適した作物や樹木の開発に繋がり、今回の植樹目的は大きな期待と、夢があります。そしてこの地は粘土質の硬く固まった土地です。このような荒地で樹木が育つかどうか不安でありました。肇東市はハルピンの西約70キロのところにある約100万人都市です。農業が中心で生計を立ており、今回の植樹は肇東市トップが指導、率先し、地元青年団が中心に実務を協力していただき、すばらしいチームワークでこの事業を展開することができました。黒竜江省を流れる松花江はこの地では母なる川としてあがめられています。平成23年5月4日その母なる川を祝うと共に、植樹祭の式典が植樹現場で開催されました。黒竜江省国会議員、スイカ市全青連書記、肇東市議長、副書記、副市長、青年連合会書記、各地青年団、高等学校生徒代表、約1000人が集まり、肇東市で初めての植樹祭を行いました。その後植樹に参加しました。そして怪柳と寒果樹合計6万本の植樹がほぼ完了しました。この地は水も少なく、地下水は重要な水供給資源です。井戸を4箇所掘り、人口池に水をため、散水用に対応しました。今年の夏は比較的雨が多かったことも幸いし、9月3日の生育調査では、90%以上の育成率を確認しました。又来年に向けての植樹場所の整備も着々と進められていました。
我々はこの植樹交流を通して、経済交流を進めるため、市幹部にお願いし、新開発農業都市、植林研究所、農園、浄水場、下水場、中学校、高等学校、市役所、町役所各施設の視察も同時に実施してまいりました。この事業に携わる両団体がこの日中緑化交流基金の助成事業の本質を理解し、実りある成果に努力することが、地域住民との友好の架け橋として各方面の互恵関係が更に発展すること思われます。3月の東北大震災や9月の西日本に於ける水害被害など日本は未曾有の困難に立ち向かっています。一日も早く震災復興を成し遂げなければなりません。それ故に、日中両国の良好な関係を末長く維持すると共に、この日中緑化助成事業が両国の礎となる役割を生かしていかなければなりません。十年育樹、百年育人の言葉を胸に、両団体が明日を夢見て植樹した一本の木が、林となり森となり両国を育てる大木となることを期待してやみません。

一般社団法人 日中技術青年交流協会
副会長 假谷 登

日中青年綏化市生態緑化モデル林
実施場所 黒竜江省綏化市肇東市
中国側カウンターパート 中華全国青年連合会
事業開始年度 平成23年度(2011年度)
植林儒 怪柳、寒果樹

 

第一期事業(22年度)第一回 活動の様子

 

22年度 黒龍江省綏化市生態緑化モデル林事業 第1期事業 報告23年9月2日〜9月5日調査実施

中国訪問期間は9月2日から6日です。
平成23年9月3日 黒竜江省肇東市を訪問し現地調査しました。
同行者 (株)サニコン 假谷 登 明和ビル管理(株)岡正彦 (株)大阪防水工業所 野上條司
国際交流本部から王希宏部長が同行、現地は王青年団書記が対応しました。
北京では全青連万副秘書長、国際交流協会洪副主任を表敬し報告しました。

事業の状況
 1)植樹は6万本植樹完了。生育率約90%で捕植を行い99%の植樹が生育している。
 2)草刈は6月上旬、7月上旬に2回実施されていたが、今年は雨が多く9月3日には草の生えている箇所もあった。
 3)薬剤散布、肥料施工も完了。
 4)道路整備完了。景観樹木も植えられている。
 5)散水用の井戸は4箇所採掘され(計画は2個)、ため池に井戸水がくみ上げられていた。
   そのため池から定期的に散水する。
 6)植林地の入り口に管理小屋が設置されている。
 7)道路完成ご防護金網を設置する計画であったが現時点ではまだ施工されていなかった。
 下記に写真を添付します。

以上
平成23年9月26日
副会長 假谷登

第一期事業(22年度) 現地調査写真 23年9月2日〜9月6日

記念石碑の前で劉社長、副市長、王部長
假谷、副市長、野上、岡、王青年書記

寒果樹の生育状況

記念石碑の植樹あと

井戸水をためた散水用池

怪柳の生育状況

植樹全景

植樹全景と散水用池と道路

植樹調査記念写真

23年9月5日 中華全国青年連合会表敬訪問

23年9月5日中華全国青年連合会本部を表敬訪問
万副秘書長、王部長 假谷、岡、野上

23年9月5日中華全国青年連合会
国際交流センターを表敬訪問
植樹責任者洪副主任 假谷、岡、野上

23年9月3日
肇東市市長から返礼に掛け軸をいただく。

 

23年度 黒龍江省綏化市生態緑化モデル林事業 第二期事業報告
24年4月実施

事業の遂行状況

区  分 遂 行 状 況 今 後 の 予 定
植林緑化事業
(下刈、保育を含む)
50haの丘の周りを一周する
20m×15,000mの帯状地30haを整地、20m×2,000mに30,000本植樹完了
5月20日までに95,000本の植樹完了予定
6月上旬、下旬2回草刈予定
7月上旬肥料、農薬散布予定
機材調達 肥料、農薬は未購入 消火器、薬剤散布機購入済
肥料、農薬は順次購入予定
基盤整備 道路整備中、ポンプ6台購入
井戸6個採掘
道路整備が完了防護植樹を実施
散水用ため池建設、散水設備設置
その他事業 植林地の管理は
肇东市青年連合会が実施
同左
技術者派遣 (株)富士技創
代表取締役 石田和孝
(造園土木工事設計施工業)
同左

24年4月17日 苗木会社劉社長と假谷

24年4月17日 胡部長、假谷、劉肇東青年団書記

4月17日植樹

4月17日植樹

植樹全景(左今年、右昨年)

昨年植樹全景

石田技師植樹指導

假谷、兜夫妻植樹

4月17日肇東市を挙げて植樹祭を行う

日中緑化支援基金の日本代表として紹介

植樹祭に参加したボランテイア

中学生との記念写真

管理棟及び機材倉庫

散水用人工池